この地に最初にやってきたのはジャック・カルティエというフランスの探検家でした。
17~18世紀にかけての北米大陸におけるフランス植民地を「ヌーベルフランス」と呼びますが、
このバーモントもその一部として支配されることになります。
この地を狙っていたイギリスは、1759年フランスがこの地の拠点としていた砦を奪取し、フランスを追い出します。
その後フランスはイギリスとの戦い(フレンチ・インディアン戦争)に破れ、1763年この地の所有権はイギリスに移ります。
1977年、この地の民兵たちはイギリスに対する反乱を起こし、バーモント共和国として独立を宣言します。
独立戦争の真っただ中だったイギリスはバーモントの鎮圧にかける力もなかったようです。
このように、他の13植民地とは別の道を歩んだこの地は、バーモント共和国として十数年続くことになります。
そして1791年14番目の州として合衆国に加入することになりました。